親の老後の住まいは平屋orマンション?アンケート結果や体験から考察!


私の父親(72歳)がちょっと厄介な病気で手術を受けまして、約1カ月入院していました。

病院から帰宅した父親が、先日こんなことを言ったのです。

「同じ病棟の入院患者に自宅で転んで骨折したという年寄りが何人もいた。骨粗しょう症だってさ。俺も母さんも歳も歳だし、この家を売ってもっと小さい家に引っ越そうかな…」

うちの実家というのは3階建(延床面積約250㎡)で、1階は店舗として賃貸しているため、両親の居住スペースは2階と3階。

しかも、寝室は3階にあるという間取りなのです。

「階段の上り降りは足腰に良いから」なんて若いころは言っていましたが、さすがに70歳超えると心配な面もあるのでしょう。

私は「手術したばかりだからマイナス思考になってるだけだろ。上り降りはリハビリになるからいいじゃない」と返答したものの…

いや、これはシニア世代によくある悩み・課題なのでは?と思った次第です。

両親の老後の住まいについて考えるきっけかになりました。

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親の老後の住まいは平屋orマンション?アンケート結果によると…

親の老後の住まいについて考え始めたタイミングに…

不動産ポータルサイトのat home(アットホーム)が「老後の住まいはマンションか戸建て、どちらを選ぶ?」というアンケートを2016年5月に行っていることを知りました。

対象:47都道府県の20~59歳の男女1,457人

方法:インターネットリサーチ

質問:老後の住まいは【A】管理の行き届いた便利なマンション【B】一人で自由に暮らせる一戸建のどちらがいいか?

という内容でした。

 

その結果によりますと…【B】一戸建は42.2%で、【A】マンションの35.2%を上回りました。

ただし、大阪・京都・奈良などの近畿地方では【A】マンションの方が【B】一戸建を上回り、青森・山形・宮城など東北地方では【B】一戸建の支持が【A】マンションよりも多いなど、地域によって結果に違いがありました。

これは、年代や生活形態によって、またはマンションが多い地域なのか一戸建が多い地域なのかによっても変わると思われます。

 

一戸建とマンションはどちらがベストかはケースバイケース。

購入するのか・賃借するのかも、その人の資金計画によって選択が変わるところです。

とはいえ、都市部ならマンション、地方なら一戸建(特に平屋)が老後の住まいには適していると個人的に思います。

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親の老後の住まいに平屋がいい理由

後日、私は両親に「やっぱり近い将来はこの家を売って、もっとコンパクトな平屋に住み替えるのはどうか?」と提案しました。

階段から落ちて骨折した…となったら大変ですからね。

実家がある某市は、一軒家の方が好まれ、数も多い地域です。

平屋なら、だいたい間取りは2LDK~3DKで面積も50㎡~80㎡くらい、夫婦2人ならちょうどいい広さでしょう。

私も不動産業を生業にしていますから、中古一戸建や空き家の情報のストックもあり、いくつか両親に紹介できそうな案件もあったりするからです。

しかも、マンションに比べて価格も家賃も安いです。

 

仮に今、両親の老後の住まいを探すとしたら…まずは「利便性のいい場所にある平屋」を優先しますね。

徒歩5分圏内にコンビニ・スーパー・バス停があるような。

現在、両親は車を運転していますが、そのうち車も処分するはずです。

買い物や通院のために毎日適度に歩いてもらえる距離感がいいかな、と思います。

あまり郊外に行き過ぎると、外出が面倒になって家にこもりがちになりますから、それは避けたいところです。

 

また、築年数が多少古くても、掃除・手入れに手間がかからないコンパクトな平屋を探します。

2階建の一戸建を選んでしまうと、上り降りが大変な2階はそのうち物置と化し、掃除もされず放置されるでしょう。

たまに掃除・片付けのために2階を上り降りしたら足を骨折…寝たきりに!という可能性は十分あり得ますからね。

つまずかないよう、段差のないバリアフリーな平屋がベストでしょう。

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親の老後の住まいにマンションがいい理由

分譲マンションが多く建っている地域でしたら、マンションへの住み替えがいいでしょう。

マンションはだいたい駅やバス停に近い場所に建ちますから、生活の利便性もいいはずです。

一軒家と異なる点は、土地・建物の管理の手間が省けるほか、防犯面の安心度も高いところ。

・庭の草取りや掃除

・屋根や外壁のメンテナンス

・防犯カメラ、防犯ガラス、セキュリティーサービス導入

…などの費用や時間をかける必要がありません。

鉄筋コンクリート造で耐震性にも優れ、エレベーター付き、住戸内はバリアフリーでケガの心配も少なくなります。

管理人が常駐し、同じフロアに居住者も多いですから、子供の立場としては、両親に何かあってもすぐ連絡してもらえるのでは?という安心感もあります。

 

その分、マンションの価格や家賃は高めの設定であり、月々の管理費修繕積立金といった固定費が必要になる点は覚えておきましょう。

とはいえ、マンションは一軒家に比べて価格が下がりにくいため、いつか売却することになっても高い金額で買ってもらえるメリットがあります。

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親の老後の住まいは平屋orマンション?…まとめ

父親の入院をきっかけに、両親の老後の住まいについて考えるようになりました。

「まだ72歳だから体も動くし大丈夫」

今まではそんな感覚でしたが、最近は家族そろって「体が動くうちに老後の手を打とう」という方向に変わってきました。

両親はとにかくモノを大事にする性格で、なかなか“捨てられない人間”であることは承知しています。

そこで曜日と時間を定め、少しずつ片付けながら、要るもの・要らないものを分ける作業から始めてもらうことにしました。

残った家財の量を見ながら、今後の具体的な住み替えプランを一緒に考えていこうと思っています。

 

最近は老後の生活を豊かにするための断捨離もブームです。

子供が独立していなくなったマイホームを売却し、老夫婦の暮らしにちょうどいい広さに引っ越す「ダウンサイジング(DS)」も流行っています。

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参考サイト:空き家整理業者の料金を見てみる

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2018年02月18日 | Posted in 不動産売却の関連ワード | タグ: , Comments Closed 

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