不動産屋をやる気にさせる魔法の言葉とは?【日本人の3割しか知らないこと1.25】
自宅リビングでPC作業をしていたところ、家族が観ていたテレビからこんな言葉が聴こえてきまして…
「不動産屋さんが親身になってくれるかもしれない魔法の言葉『◯◯に◯◯したら◯◯が出てきた』。さて、◯に入る言葉は何でしょう?」
その番組は【日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館】。
物件探しのシーズンということで、どうしたら不動産屋さんに頑張ってもらえるか?が話題になっていました。
私も不動産屋ですから、やはり“魔法の言葉”が気になって観てしまいました(笑)
物件探しのため来店した家族連れが、やる気の無さそうな営業マンに『◯◯に◯◯したら◯◯が出てきた』と言った途端にシャッキッ!
…と、番組のVTRのように100%行くかはわかりませんが、この魔法の言葉は、不動産売却を考えている人でも使えると思いました。
『◯◯に◯◯したら◯◯が出てきた』
その答えは…
不動産屋をやる気にさせる魔法の言葉とは? ~日本人の3割しか知らないこと~
1月~3月は物件探しのトップシーズンですから、ここでやる気の無い営業マンは数少ないと思います。
この時期に頑張ってくれないようなら…やる気を出させるよりも、別の不動産業者に行った方がいいですね。
やる気が無くなるとすれば、繁忙期が終わって“燃え尽きた”4月~5月でしょうか…。
さて、魔法の言葉の答えですが、
『いろんな人に聞いたら、ここの名前が出てきた』
…だそうです。
つまり、評判が良いいと他の人から薦められたから物件を探しに来ましたと伝えることで、営業マンはやる気になって親身に対応してくれるというわけです。
番組に登場した不動産鑑定士さんいわく、「不動産業者は人の繋がりを重んじる商売ですから、誰かの紹介でわざわざ足を運んでくれたとなれば、よりやる気になります」とのこと。
これは私も同感ですね。
『いろんな人に聞いたら、こちらの会社の名前が出てきた』と言われたら、間違いなく“響き”ます。
特に不動産売買に関しては、私は取引先・友人・知人からの紹介による案件が多いものですから。
購入希望者だけでなく、売却予定の不動産オーナーとの出会いもそこから生まれることが多いのです。
「◯◯さんの紹介だから何とか力になりたい」と思いますし、人の繋がりで仕事をさせていただいているというのは事実ですね。
売主として不動産売却を依頼する場面でも『いろんな人に聞いたら、ここの名前が出てきた』と伝えれば、効果は大きいはずです。
より高い金額で早く売れるよう、営業マンも頑張ってくれるのではないでしょうか。
私が頑張れた魔法の言葉は…「今後も◯◯を紹介します」
『いろんな人に聞いたら、ここの名前が出てきた』の他にも、営業マンが頑張ってくれそうな効果的な言葉はあると思います。
ここで、私が不動産オーナーからいただいた“魔法の言葉”をご紹介したいと思います。
一つ目は『今後も売りたい人がいたら紹介するよ』です。
このオーナーは、昔住んでいた一戸建の売却依頼をくださったお客様。
高齢者世帯が多いエリアにある物件だったのですが、ちょうどオーナーの物件の両隣には、それぞれ女性高齢者が一人暮らししていました。
2人とも「いずれ家を売りたい」と言っていたとのことで、このオーナーは私を2人に引き合わせてくれたのです。
まだオーナーの物件は売り出し前だったにも関わらず…「何かあったらこの不動産屋さんに相談するといいよ」と紹介してくださいました。
そして、もう一言「今後も売りたい人がいたら紹介するから、うちの売却もぜひ頑張ってほしい」。
このフレーズに反応しないわけがありません。
よかったら使ってみてください。
売りたい人が近所にいなかったとしても、いずれ不動産を手放しそうな親戚などがいたら紹介してあげればいいのです。
結局、このオーナーの一戸建は売り出しから2週間ほどで買主が見つかり、引き渡しまで入れても1カ月以内に取引が完了しました。
二つ目の魔法の言葉は『あなたがそう言うなら信じるよ』です。
売買仲介の仕事をしていますと、オーナーに対して色々な説明・提案・説得をするような場面がよく出てきます。
根拠となる資料・データを示しながら一生懸命にお話するわけですが、そんなとき、あるオーナーから「不動産のプロのあなたが言うんだから正しいんでしょう。信じますよ」と言われたことがあります。
「お任せいただいている」と実感でき、感謝の気持ちでいっぱいになって俄然やる気がアップしましたね。
…などなど、不動産屋をやる気にさせる魔法の言葉とは?をテーマにしてみました。
仲介業者に売却依頼をする際は、営業マンの“やる気UPスイッチ”を押すフレーズを投げかけてみてはいかがでしょうか?
不動産会社の選び方については、こちらの記事を参考にされてください。
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