売主の諸費用の支払い時期&必要書類を一覧にまとめました!
不動産の売却活動をスタートする前に、売主が用意する必要書類はどんなものがあり、どのタイミングでどんな費用がかかるのか、あらかじめ知っておくとスムーズです。
「物件査定〜売買契約の締結前まで」
「売買契約の締結時」
「物件の引き渡し・決済時」
「決済後」
の段階ごとにまとめてみました。
物件査定〜売買契約の前まで
[必要書類]
・登記済権利証、登記識別情報、身分証明書(間違いなく所有者であることを営業マンに示すため)
・物件を新築(購入)した当時の契約書や関連資料
・評価証明書や固定資産税の納税通知書
[諸費用]
・インスペクション(住宅診断)の費用
・境界確定測量の費用
売買契約の締結時
[必要書類]
・実印や認印
・身分証明書
・印鑑登録証明書
・手付金の領収書
[諸費用]
・印紙代(売買契約書に貼る)
・仲介手数料の半分
物件の引渡し・決済時
[必要書類]
・実印や認印
・身分証明書
・印鑑登録証明書
・住民票(住所の変更登記が必要な場合)
・登記済権利証、登記識別情報(所有権を移転するため)
・評価証明書
・銀行の通帳、認印、カード
・売買残代金の領収書
・物件の鍵、設備の取り扱い説明書など
[諸費用]
・登記費用(抵当権抹消、住所変更、司法書士報酬)
・銀行の事務手数料(住宅ローンを一括返済する場合)
・仲介手数料の残り半分
・土地改良区決済金(農地を転用する場合)
・建物の解体費用、家財の撤去費用
・補修費、リフォーム代
決済後
[諸費用]
・売却益が出た場合の所得税
まとめ
売買契約に際して売主が用意する書類や、諸費用を支払うタイミングなどをまとめました。
上記に挙げた項目すべてが必要というわけではなく、任意で行うものもあります。
取引内容によって変わってきますので、詳細や金額などは不動産会社に確認するようにしてください。