土地売却 測量は必須?費用は売主,買主どちらが負担するのが基本なの?


今回は、土地を売却する際に測量は必須なのか?をテーマにしたいと思います。

また、測量することになった場合の期間や、費用負担についても触れていきます。

基本的に、土地(または土地+建物)の売買契約書には、以下のような文章が記載されます。

「売主は買主に対し、物件の引渡日までに隣地との境界を明示する」

さらに、その売買契約は「登記簿に書かれている面積に基づいて行うのか」「測量し直してから売買するのか」を記載することになっています。

売主の責任にかかわる部分ですので、とても重要です。

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土地売却 測量は必須なの?

土地売却の際に測量は必須なのか?については、結論から言いますと、ケースバイケースであり、必須ではありません。

売主と買主がともに測量なしの売買を了承すれば、そのままで問題ないです。

…とはいえ、境界標(杭・鋲)がない場合、あるいは境界標があっても古くからの物であった場合、測量を行うケースがほとんどですね。

特に相続で取得した土地は、現所有者が境界について無関心なことが多いもの。

●前所有者と隣地所有者しか知らない、境界に関する取り決めがあった

●隣地の所有者が境界標の位置に納得しておらず、揉めた経過があった

…そんな背景があるかもしれませんので、測量は行った方がいいでしょう。

 

「測量」と言っても2種類あります。

【確定測量】

対象物件に接している土地の所有者に立ち会ってもらい、境界の位置を確認・決定してから測量するもの。各自が承諾印を押した「境界確認書」が発行される。

【現況測量】

境界標・塀・柵などの位置を図面化する測量のこと。隣地所有者の立ち会いは行わず、あくまで現状を知る手段。

 

売買契約に際して測量する場合は確定測量のことを指します。

将来的にトラブルが発生しにくいからです。

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土地売却 測量の期間や費用は?誰が負担するの?

測量は、土地家屋調査士に依頼することになります。

一般的な住宅地の測量費や必要な期間については以下の通りです。

【確定測量】

費用:30万円~60万円

期間:1カ月~2カ月 

【現況測量】

費用:10万円~20万円

期間:1週間~1カ月

※それぞれ、面積や立ち会い人数などによって増減します。

 

費用は売主が負担することがほとんどです。

ですが、話し合いで負担割合を変えることも可能。

買主から確定測量を求められた売主が、売買価格から測量費分を値引きしてもいいです。

ただ、この場合は売買契約の締結後に買主手配で測量することになるため、リスクは生じます。

例えば、確定測量に協力しない所有者が現れたり…予期しない境界紛争が発覚したり…それがきっかけで買主が購入を取りやめたり…という可能性も考えられますね。

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土地売却 測量は必須?…まとめ

土地の登記簿上の面積と、実際の面積とが異なるケースは多いのが実情です。

田舎の広い土地を安く売る場合、費用カットのために測量を行わないこともあるでしょう。

しかし、都市部などの売買でしたら、売却後のトラブルを回避するためにも測量は行うべきです。

上記のように、確定測量はある程度の期間を要しますので、早めに手配することが望ましいですね。

関連記事:境界確定と境界確認の違いは?土地売却後のトラブルを防ぐ考え方ほか

 


2018年04月14日 | Posted in 不動産売却の関連ワード | タグ: Comments Closed 

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